環境システム株式会社 様
2025年5月22日
代表取締役 鮎川 様
応募前見学5名 応募3名 内定1名

▶まずは御社の事業内容を教えて下さい。
当社は、港湾やダム、河川などの水質を監視するための水質観測用センサーを輸入販売しております。お客様は国や都道府県の研究所で、日本全国広く使われておりますが、ほとんどの方が目にすることがない特殊な機材を手がけています。
一部防災関連においてはゲリラ豪雨の時、河川氾濫アラートをスマートフォンで見ますが、そのときの水位を計測するセンサーも手がけております。

▶なぜ高校生の新卒採用と思ったか?
私たちの業務全般が専門職であるため、従来大卒者も3~4年をかけて教育してきました。同様に考えると、高卒新卒者の4年後は大学卒業と同じ年齢となり、さらに専門的技術が身につくことを考えたとき、御社側も有利であることが決め手となりました。
また、おぼろげにイメージしていた高校新卒予定者の会社見学という制度を利用したとき、明確なビジョンとやる気が伝わってくることで、私たちの高校新卒求人への意欲もさらにわいてきました。
▶高卒採用コンサルティングの決め手は?
業務の関係上、化学、電気、機械などの技術が必要で、大学卒を採用していましたが、それでも実戦での専門職を学ぶには、時間がかかります。同じ技術継承を行い育てていくことを考えたとき、高卒採用という方法を知りました。
少し不安な中、高卒採用の事例を見て行くうちに、次世代の若い人材の力に圧倒され、高卒採用を決心しました。
しかしながら私たちの業務内容を高校新卒予定者に理解してもらうことが困難かと不安でしたが、外から見た当社の業務内用を分かりやすくまとめていただけたことも決め手の一つです。


▶弊社の採用に至るまでのサポートはどうでしょうか。
高卒採用に際し、非常に厳格なガイドラインがあり、人事部を持たない私たちには困難かと思われましたが、はじめに全体の流れ、また的確な時期にそのときすべきことを明確に示していただき大変助かりました。今回私たちは、会社案内の作成から始めたのですが、示すべき重要項目とオリジナリティーを出す部分など、一緒に考えていただくことが出来ました。また、学校訪問の際はキーワードを示していただき、私が会社の案内をスムーズに出来るよう促していただき、初めての学校訪問でも最大のパフォーマンスを引き出していただけました。


▶今後新卒の子供たちへの一言!
会社見学や会社案内にも記しましたが、ゆっくり5年後の現場管理職を目指して育てていくつもりです。初年度は化学の基礎や道具の名前など座学で教育しながら、会社はどの様なところか?お客様はどの様な人か?などを学んでもらっております。今まで高校で毎日授業を受けてきたサイクルを壊すことなく真面目に座学に取り組んでいる姿は将来を期待できます。
4年経過後を考えたとき、大卒者が新卒教育を受けている横で、専門的な実務と知識が備わっていると思うと、私が高校新卒採用を決断できたことに力を貸してくれたGRITさんに感謝しております。